久留米市議会 2017-09-07 平成29年第3回定例会(第2日 9月 7日)
しかしながら、その後、その排水対策として、城島町の山ノ井排水機場の排水ポンプを約10億円の費用をかけて改修していただきました。そのおかげで、その後、浸水被害が軽減されていることを見ても、筑後川やその支川、排水ポンプ等の河川施設の整備が地域の安全にとって、いかに重要であるかを実感しているところでございます。
しかしながら、その後、その排水対策として、城島町の山ノ井排水機場の排水ポンプを約10億円の費用をかけて改修していただきました。そのおかげで、その後、浸水被害が軽減されていることを見ても、筑後川やその支川、排水ポンプ等の河川施設の整備が地域の安全にとって、いかに重要であるかを実感しているところでございます。
このような取り組みによりまして、被害の大きかった山ノ井川につきましては、国においては、緊急時の排水ポンプ車の配備や平成26年度には山ノ井排水機場の老朽化対策として、既存ポンプの分解整備による設備機能の改善を実施していただく予定でございます。また、県においては、平成24年度に実施された山ノ井川流域の浸水被害状況調査をもとに、現在、治水対策の検討を行っていただいております。
九州北部豪雨において、城島・三潴地域が広範囲に冠水する洪水となった大きな原因は、筑後川への排水口となる山ノ井排水機場の排水門が逆流を防ぐために閉鎖され、その上流域の八女市を襲った観測史上最大の豪雨により、山ノ井川に流入した大量の雨水に対して、排水ポンプの排水力の不足から筑後川への排水量が大きく下回り、川の水位はみるみる上昇し、耐え切れず、ついに溢れる状況となったことが水害の大きな原因であるといえます